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【寝言は寝て言え!】(132) YouTuber、人生色々

YouTuberという立場で『YouTube』の2019年を振り返ると、より増殖と細分化が進んだ1年だったと感じます。インターネット社会の発展で動画が一般化したことによって、顔を出して発信することへのハードルが下がり、子供から大人まで気軽に動画を投稿するようになりました。その結果、YouTubeのチャンネルは増殖し続け、数万人レベルのチャンネル登録者数は全く珍しくなく、全体の規模は最早把堀不可能な程になっています。チャンネルが増えたということは、競争も激化しているということです。以前は、テレビに呼ばれなくなった落ち目の芸能人がYouTubeを始めて、一発逆転を狙うというルートが存在しました(※今もあるけど…)。しかし、今はテレビでも活躍する人気のタレントまでYouTubeに流れてきているのです。要は、YouTubeでもある程度稼げるとの見込みが立ってのことでしょう。基本的に、YouTuberはネタを考えて、撮影をして、編集をする工程を1人でやります。グループでやる場合や分業しているケースもありますが、基本は1人で作業をします。一定の知名度がある芸能人がYouTubeに参入してくる場合、動画の雰囲気で分業でやっているのがわかります。妙に作りがプロっぽいですし、謎の外野の声が入り込むこともしばしば。勿論、それが悪いわけではありませんが、果たしてそれはYouTuberかと問われれば、若干の疑問が残ります。

芸能人が参入することで素人は淘汰されるのかと言えば、そんなことはないでしょう。YouTuberの魅力の一つとして、距離感があると思います。基本的にはその辺にいるような素人がやっていますから、芸能人ほど遠い存在ではない。だけど、近過ぎるわけでもないという絶妙な中距熊感が良いのです。いくら人気タレントが流入してこようと、素人にも一定の需要はあり続けるのだろうと、個人的には考えています。新規で始める素人からすると、人気芸能人も続々参入する中で、どうやって差別化を図り、視聴者に認知してもらった上で、継続的に視聴してもらうかを必死に考えます。認知してもらう上で、「この人は○○の人だ」と、やっているジャンルと自分を結び付けてもらえれば、記憶にも残ります。そこで、動画で何でもやるのではなく、ある程度投稿する動画のジャンルと系統を絞り、マニアックにしたほうが他と差別化し、目立つことが出来ます。マニアックなチャンネルは大衆性がないから、再生数としては数十、数百万を見込めなくても、1万再生を毎回取れたら、生活出来る程度の収入は得られます。詳細は省きますが、現在のYouTubeの広告収益のシステムについてざっくり言えば、長い動画を長い時間見てもらったほうが、短くて再生数が多い動画よりも収益が伸びるのです。マニアックなチャンネルにも生きる道はあるのです。しかし、競争が激しいからこそ、個人だけでなく、芸能人も危機感は皆持っていることでしょう。自分自身も2020年の今頃はどうなっていることやら…。取り敢えず、良いお年を。


KAZUYA YouTuber。1988年、北海道生まれ。2012年、『YouTube』に『KAZUYA Channel』を開設。著書に『日本一わかりやすい保守の本』(青林堂)・『バカの国 国民がバカだと国家もバカになる』(アイバス出版)等。近著に『日本人が知っておくべき“日本国憲法”の話』(ベストセラーズ)。


キャプチャ  2020年1月2日・9日号掲載
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テーマ : Youtube
ジャンル : サブカル

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Author:George Clooney

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